行動のスピードを速くしたいなら自分自身と比較して普通に動けるレベルを上げていく

教訓
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kazu(@kazkazstyle)です。

私は、仕事をするとき、どうしても、スピードを意識してしまいます。もっと速くとか、効率よく動きたいという気持ちがあるからだと思います。

もちろん、締め切りに遅れたり、約束を破るわけにはいきませんから、一定のスピードで行動する必要があります。

逆に、今日はやる気がしないとか、面倒くさいと思いながら過ごしていると、スピードを上げたくても上げることができず、ずるずると、スローダウンしてしまいます。

酷いときには、行動がピタッと止まってしまうこともあります。

スピードが速すぎたり、遅すぎたり。

そんなことをしていると、体に負担がかかって壊れてしまいますよね。
 

■その研究テーマは、「一定の速さで動く」というもの

 
私たちが行動するときは、一定のリズムというか、ペースのようなものがあると思っています。

これは、人それぞれ違っていて、速い人はリズムもペースも速く、遅い人は遅いでしょう。

でも、ここでよく考えてみてください。

速いとか遅いとか決めるときの基準は、何でしょうか?

たとえば、あの人は仕事が速いと思ったとします。そのとき、なぜ速いと思ったのか、その基準に答えることができるかです。

おそらく、その基準とは何かと比較して、速いとか遅いとか判断をしていると思います。

次のようなことです。

・自分と比較
・相手と比較

今まで経験したことの中から、比較になりそうなものを引っ張り出してきて、比べているのではないでしょうか。
 
 
 
 
ここで大切なことだと思うことは、比較している対象は何かということです。

比較している対象を相手にした場合、相手によって変化してしまいます。自分よりも実力が上なのか、それとも下なのか。

自分よりも実力が上だと思っている人を目標にすることは良いことだと思います。

自分は、仕事で30分かかってしまうところを、20分で終えてしまう人がいるなら、どうしたら20分で仕事を終わらせることができるのか。研究する価値はありそうですよね。

でも、私だったらその前にやっておきたいことがあります。

それは、比較の対象を自分自身にして、研究を始めてしまうのです。

その研究テーマは、「一定の速さで動く」というものにします。

その時の条件に左右されて、動くのが速かったり、遅かったりしていると、体にも負担がかかりますし、心理的な影響も大きいからです。

すべてを、一定の速さで動くことは無理だとしても、これぐらいなら大丈夫だという速さというものはあると思います。

それは、自分で、普通に動ける速さのことです。

比較対象を、完全に自分自身にして、あとは「普通」のレベルを上げていくことで、無理をすることなく、体にも負担をかけずに、スピードアップを図ることができるようになるのです。

みなさんも、行動のスピードを速くしたいと思ったときは、まず最初に自分自身と比較してみてはどうでしょうか。
 

■「今日の教訓」

 
速く動ける時は、速く動く。抑えなければいけない時は、ゆっくり動く。これはこれで良いと思うけど、できることなら一定の速さで動けるようにしたほうが、体には負担がかからないと思うんだ。
 
photo credit: reynermedia via photopin cc
 
 

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