kazu(@kazkazstyle)です。
よし、始めよう。
そう思って動きだしたら、やっぱりやめようかな。
そんなことを思ったことはありませんか。
■始めることよりも、やめることのほうが難しい
なかなか、始めようとはせず、動きだすまでが大変なときもありますよね。
また、何かをやめようとするときも難しいときがあります。
特に、何かをやめるときは、タイミングを間違えると、やめたくてもやめられない。なんてこともありますよね。
始めるときは、勢いで始めることもありますし、誰かに誘われて始めたり、好きだから自分で始めたりすることもあるでしょう。
意外と簡単に、始めた理由を答えることができます。
でも、やめるときって、その判断に悩み、ズルズルと続けていませんか。
引き際が難しいと言われることもありますが、長い間続けてきたものほど、やめることが難しいと感じています。
たとえば、会社での世代交代。
創業者がゼロから作り上げてきた会社を、誰かに譲る場合、創業者が「まだ、やめないよー」と言い続けたりした話なら、たくさんありますよね。
もちろん、今まで頑張ってきたこと、継続してきたことに関しては、一定の評価をするべきですが、いつまでも創業者が頑張っていると、今度は後継者の人間が育たなくなってしまいます。
まあ、これは会社の都合もありますから、簡単に社長を交代することができない、大人の事情(?)があったりするのですが。
いずれにせよ、始めることよりも、やめることのほうが難しいと思うのです。
「今やめると、損をするかもしれない」
「ここまできたのだから、やめずに続けるべきだ」
何かをやめようとするとき、心の中では、そんな声が聞こえているかもしれませんね。
これは自然なことだと思いますし、いきなり進路を変えろといわれても、今まで培ってきた習慣が、今度は邪魔をしてくるのです。
そうなるとやはり、やめるときの基準やルールがあったほうがいいです。
基準やルールが簡単にできないこともあるでしょう。
しかし、「やめるときの条件を考えておく」ことは重要です。
中止や中断するときの基準が曖昧だと、誤った選択をしてしまう可能性があるからです。
今、やめたとしても、あとから復活させることができるなら、思い切ってやめてしまうのも、ひとつの方法ですし、やめたことで新しいことを始めることができることもありますからね。
■「今日の教訓」
何かをやめるときの、基準やルールがあるといいよ。中止や中断するときの基準が曖昧だと、判断するときに迷うし、誤った選択をしてしまう可能性もあるからね。
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Photo credit: Hugh Grew via VisualHunt.com / CC BY-NC-ND