kazu(@kazkazstyle)です。
自分ができることを、やりなさい。
そんな言葉を言われたことはありませんか。
難しいことをいっているわけではありませんが、自分ができることよりも、自分ができないことを努力してできるようにしていく姿勢になっていませんか。
■自分ができることが分かれば、自分ができないことをやらずに行動することも可能になる
自分ができることを、過小評価していることは意外にも多いような気がします。
どうしても、他人と比較し、他人に追いつきたい、追い越したいという気持ちがあるからです。
そうなると、いま自分ができることなんて、たかが知れている。どうせ、自分はダメなんだ。自分は、この程度の人間なんだ。
こうなってしまうと、谷底へ真っ逆さまですよね。
「自分ができることを、やりなさい」という大切なことを忘れている状態です。
自分ができないことを、努力してできるようになることが悪いとは言っていません。
ただ、自分が努力してがんばったとしても、さらにその上を行く人たちが既に存在しているということにも気がつくべきです。
たとえば、芸能界の世界を想像すればいいでしょう。
芸能という個人の力量が試される世界です。
その中に飛び込んで切磋琢磨していくことになりますが、必ずそこには自分よりも遥か先に行っているレベルの高い人たちがいます。
目標の人や、憧れる人たちがそうですが、どんなにがんばっても超えられない壁というものがあります。
その壁を乗り越えようと努力することは、今の段階で自分はできないことを示していますよね。
できないから、努力をする。
しつこいですが、それを否定するつもりはありません。
でもその前にもっと大事なことがあると思うのです。
まずは、自分ができることは何なのか。
何ができて、何ができないのか。
この辺のことをはっきりさせておいたほうが良いでしょう。
目標の人や、憧れている人に近づくためには、まずは自分ができることを積み重ねていくしかないじゃないですか。
自分ができることを積み重ねていく先に、今まで自分ができなかったことができるようになるのです。
これを「成長」や「変化」と呼んだりもしますよね。
だから、自分ができないことよりも、自分ができることに集中してやったほうが、成長や変化を感じるのが早いと思うのです。
そこで、自分ができることは何かという壁にぶつかります。
自分には何の取り柄もないと思う方もいるかもしれませんが、決してそうではありません。
他人ができるところを見ると凄いと感じても、自分が当たり前のようにやっていることは注目されることはありません。
元々、自分はできているわけですから。
自分ができることが分かれば、自分ができないことをやらずに行動することも可能になりますよ。
自分ができることをリストに書き出したり、自分史を書いてみたりするのもいいですよね。
■「今日の教訓」
自分ができないことよりも、自分ができることをする。簡単なことのようで、自分ができないことばかりを考えてしまうこともある。自分ができることを、リストに書き出せば、自分ができないことをやらないで行動することができるよ。
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Photo credit: photographer padawan *(xava du) via Visualhunt / CC BY-NC-ND