kazu(@kazkazstyle)です。
チェックリストを作って、リストを見ながら行動するときに、最初に守ったほうが良いことがあります。
それは、リストの順番通りに進めてみることです。
■リストは使い倒して、手応えを感じることができれば、おのずと得たい結果を出せるようになる
チェックリストを作って、リストを見ながら行動するのは、別に不思議なことではないと思うかもしれません。
でも私が、チェックリストを作り始めたころに、よくやって失敗したことは、リストの順番通りに進めなかったことです。
「え!なんで?そのための、リストでしょ。」
みなさんから、そんな声が聞こえてきました。
当時の私は、リストを作ることが目的になっていた時期で、リストを作っただけで、安心していました。
リストさえあれば、大丈夫だと思っていたのです。
たしかに、それは、リストの順番通りに進めて、得たい結果を出せればの話です。
しかし、当時の私は、リストを作ることが目的で、実際に作ったリストたちを、ほとんど見ないで行動することもありました。
リストを見ないで行動するなら、リストを作る必要はないし、リストをブラッシュアップすることもできません。
当時の私は、行動に失敗したり、うまくいかないことがあると、リストのせいにしていました。
ほとんど、リストを見て行動していないのに。
ようやく、この時、私は気づきました。
得たい結果を出したいからリストを作ったのに、そのリストを見ないで行動して、失敗したら、リストのせいにしていたということを。
何やってんだお前は。
自分に対して、ツッコミを入れてやりました。
リストを見ないで、行動していると、リストに書かれている順番が正しいのか、間違っているのか、もっと相応しい順番があるのかなど、あとから検討することができなくなってしまいます。
つまり、ブラッシュアップをすることができないのです。
リストというものは、一度作ったら完成というものではなく、リストを使い倒しながら、修正をしていくことで、自分が得たい結果のリストに近づくことができるのです。
それ以来、私はリストを作ったら、最初は書かれている順番に進めていくことにしています。
その順番で、得たい結果が出せるのなら、そのままでも良いことにしています。
もし、得たい結果が出せない。または、得たい結果とは距離がある場合は、リストをブラッシュアップするときに、その順番が正しいのか、順番を入れ替えたほうがいいのか。
リストを見ながら、試行錯誤が始まります。
こうしたことを繰り返していくうちに、チェックリストは育っていき成長していきます。
でも、これは、最初にリストの順番通りに進めたからこそなのです。順番通りに進めていくなかで、違和感を感じたり、問題を発見することができるからです。
チェックリストは、使い倒して、手応えを感じることができれば、おのずと得たい結果を出せることができるものだと、私は思っています。
だから、初めてチェックリストを作る人に向けて、おこがましいですが、最初に守ったほうが良いこととして、リストの順番通りに進めていくことをアドバイスしています。
■「今日の教訓」
チェックリストを作って、最初に守った方が良いと思うことは、リストの順番通りに進めてみること。リストを作ることを目的にするのは良くない。使い倒して、手応えがあるかどうかだ。順番通りに進めて、違和感を感じたら修正をすればいい。
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credit: Alan Cleaver via FindCC