kazu(@kazkazstyle)です。
効率よく。手っ取り早く。最短ルートで。
とても、心地よい言葉に聞こえませんか。
特に、仕事をするときには求められることでもありますからね。
■問題が発生してからの処理のほうが大変だということは、頭のなかでは分かっている
効率よく、手っ取り早く。
もしこれができるなら、何もかもがうまくいく。
そんな錯覚さえ、起きてしまいそうです。
あくまでも、効率や、手っ取り早くは、目的ではなく、手段であることを忘れてはいけませんよね。
効率よくやるために改善していった結果が、余計に酷くなってしまうこともあるからです。
別に、効率よくやることを否定するつもりはありません。
目的と手段を間違えなければ、それでいいはずですから。
それよりも、もっと重要で大切なことは、「確認」するという作業です。
効率よく、手っ取り早くできたとしても、確認することを怠ってしまうと、大惨事になることもありますよね。
たとえば、飛行機の操縦をすべてコンピューターに任せて飛行していて、そのコンピューターの指示が正しいと思い込んで、パイロット自らが確認しなかったことで、大きな事故になってしまったこともありますから。
確認作業というものは、同じことの繰り返しですし、地味ですし、手間もかかり、面倒くさいもの。
たいていの場合、確認の手順は決まっていますが、形式的なもので終わっているのではありませんか。
本当は、手で触って確認しなければいけないのに、目で見て判断したり、先月は大丈夫だったから、今月も大丈夫だろうとか。
ふ~。あぶない、あぶない。
手順を決めて確実に処理していくためには、確認をするという作業が必要になると思うのです。
問題が発生してからの処理のほうが大変だということは、頭のなかでは分かっているはずですよね。
それを、より具体的に、確実にするために、「確認作業」をすることは大事なことなんです。
あなたは、どんな場面で確認することが必要なのかを知っていますか。
■「今日の教訓」
確認作業は、手間がかかるかもしれないけど、手順を決めて確実に処理していこう。問題が発生してからの処理のほうが大変だからだ。
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