kazu(@kazkazstyle)です。
中途半端な形で終わると、どんな気分になりますか。
あとちょっと、あと少しで終わるのに、「はい、ここで終了」なんて言われたときです。
ここまで来たんだから、最後までやらせてくれ。
そんな気分になりませんか。
■中途半端な状態であっても、大丈夫なことが多いという前提で行動を起こしてみる
最後まで、きちんとやりなさい。
途中で、投げ出したらいけません。
これが終わったら、次に進んでいいよ。
子供のころ、親や学校の先生たちに、こんなことを言われて育ちました。
言葉としては間違っていないし、大切なことです。
でもこれが、中途半端な形で終わってはいけないと、勝手に刷り込まれていたように思っています。
たしかに、中途半端な状態は、形も変だし、区切りも悪いので気持ちが悪い。
そんな印象もあります。
ですが、日常生活のなかでは、中途半端な状態がいっぱいあります。
たとえば、部屋の掃除もそうですし、本を読むこともそうですよね。料理だって、少しぐらい具を減らすこともあったりしませんか。
最初から最後まで、きちんとやっているほうが少ないでしょう。
別の言い方をすると、中途半端な状態でも大丈夫だということです。
完璧主義が良くないと言われ、もし中途半端もいけないとなったら、いったいどうしたらいいのでしょうか。
ひとつ言えることは、完璧主義よりも、中途半端にするほうが簡単にできることですね。
ちょっとだけ、やることを減らせばできますから。
逆に、完璧主義は自分ひとりの力では、どうすることもできないこともあるので難しいですよね。
中途半端な状態であっても、大丈夫なことが多いという前提で行動を起こしてみるのも面白いなと思っています。
この前提で行動を起こすことで、「とりあえず、やってみる」ということが楽にできるようになってきます。
なぜなら、「とりあえず、やってみる」というハードルの高さを限りなく低くすることになるからです。
「とりあえず、やってみる」ことができないときは、どこか完璧にやらなければいけないという気持ちがあるのではないでしょうか。
きちんとやらなければいけない。
最後までやり遂げなければいけない。
これって、完璧主義のことですよね。
完璧主義のほうが、険しくて辛い道のりを歩くことになってしまいます。
それに比べて、中途半端なほうが見た目は良くないかもしれませんが、完璧主義よりは、柔軟に対応することが可能になります。
中途半端な形で終わっても、再開するときに、何をするべきか分かっていれば、うまく回していけるようになりますよ。
■「今日の教訓」
中途半端な形で終わることは、決して悪いことではない。再開するときに、何をするべきか分かっていれば、うまく回していける。ひとつのことを完璧に終わらせることよりも、柔軟に対応することが可能になる。
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