kazu(@kazkazstyle)です。
あれもやりたい、これもやりたい。
ただ、そんなことを考えながら行動しても、うまくはいきません。
食事に、たとえるなら、あれも食べたい、これも食べたいといっても、すべてを食べることができないのと同じです。
もう少し、やりたいことを、はっきりさせる必要がありますね。
■オープンリストと、クローズリスト
あれも食べたい、これも食べたいといっても、食事1回の食べられる量は、ほぼ決まっています。
24時間以上、活動したいと思っても、そのなかで、一定の睡眠時間は必要になります。
このように、やりたいことがあっても、そこには、制限や限界という枠があるのです。
もし、その枠を超えるようなことを続けていると、体を壊してしまうことになってしまうのは、簡単に想像できると思います。
こんなこと、分かっているようで、分かっていなかったことが、私にはありました。
やりたいことがたくさんあると、それを1日のなかに無理やりに押し込んで実行しようとしていたのです。
当然、時間が足りなくなりますから、睡眠時間を削ることになります。
そして、その先に待っていたものは、体を壊し、行動ができなくなる結果に。
ホントに、分かっていませんでした。。。
これじゃダメじゃんということで、タスク管理を本格的に学ぶことになりました。
タスク管理に関する本を読むうちに、これだっ!と思うものがありました。
それは、「オープンリスト」と「クローズリスト」です。
オープンリストは、タスクの数に制限がないため、タスクの数が膨大に膨れることがあります。
私が、陥っていた罠でした。
逆に、クローズリストというものは、原則として、決まった数以上に、タスクは増やさないというものです。
たとえば、今日1日のタスクが10個あったとするなら、それ以上は増やさないのです。
もし、新しいタスクが発生したら、翌日以降にやるか、今日のタスクを1つ減らして、そこに組み込む形になります。
このクローズリストという方法を知ってからは、タスク管理が劇的にやりやすくなりました。
まず、先送りが減り、これ以上、タスクを増やすことができないことが前提なので、今日1日にやるべきことは何かを真剣に考えるきっかけにもなりました。
クローズリストを作ることによって、制限という枠を設けているんですね。
制限があるからこそ、無理をすることが減りますし、これ以上はできないという限界を知ることができるようになります。
お金の使い方のように、どんぶり勘定でやっていると、うまくいっているときはいいですが、ちょっと歯車が狂い始めると、あっという間に破綻に向かって突き進みます。
タスク管理をするようになって、オープンリストと、クローズリストを知ることになったのですが、この2つのリストは私にとって強力な武器となりました。
あなたも、オープンリストと、クローズリストの2つを使って、タスク管理を始めてみませんか。
■「今日の教訓」
どんぶり勘定でタスク管理をするのは、オープンリスト。収支を明確にしておくのが、クローズリスト。この2つのリストを持つこと。そして、使いこなすこと。どんぶり勘定も、収支を明確にするのも、両方とも必要なんだ。
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