kazu(@kazkazstyle)です。
無理なく続けるために、自分の状態を知っておくことは、大事なことだと思っています。
なぜなら、継続するために必要だからです。
■目的、目標はひとつでも、そこまでの道のりは、ひとつではないってことです
日本では、努力すること、根性があることなどが重視されがちですが、継続することを考えると、努力や根性だけでは長続きしないと思っています。
最初に書いておきますが、努力することや、根性があることを否定しているわけではありません。
スポーツの世界では、「最後は、勝ちたいという気持ちが強いほうが勝つ」という話を聞きますが、これは今まで努力してきたことや、最後まで諦めないという根性が大きく影響していると考えています。
今までやってきたことを信じるというやつです。
だから、否定するつもりはありませんが、そこまでのレベルにたどり着くためには、「無理なく続ける」という段階の上にあると思うのです。
例えば、マラソンのことを考えてみてください。
フルマラソンは、みなさんご存知の通り、42.195キロです。
普段の生活で運動しない人にとって、想像できない距離ではないでしょうか。
フルマラソンに挑戦するうえで、まず大事なのは、フルマラソンに挑戦するという意思です。
本人の意思がなければ、42.195キロを走ることはできません。
もうお分かりかと思いますが、本人の意思だけで、42.195キロという未知の距離を走りきることなんて無理です。
運動をほとんどしない素人が、フルマラソン完走という目標を達成するには、始めのうちは、できるだけ無理をしないで練習を続けていく必要があります。
そうしなければ、間違いなく体を壊し、日常生活に大きな影響が出てしまうからです。
フルマラソンを完走する意思は必要ですが、それだけでは完走することはできないのです。
だからこそ、無理なく練習を続けるための方法を考えておく必要があるわけですが、無理なく続けるためには、しなやかさ、柔軟さが必要だと思っています。
素人がフルマラソンを完走したいなら、走ることよりも、まずは歩くことから始めたり、体を動かす習慣を作ったりと、フルマラソンと離れたことをやったほうがいいです。
しなやかさ、柔軟さとは、目標から少し離れたこともできるようにしなければならないことで、ここでは「歩くこと」、「体を動かす習慣作り」がそうです。
運動をほとんどしない人なら、最初は体を動かすという習慣作りから始めたほうがいいでしょう。
フルマラソン完走という、ひとつの目標では達成は難しいです。
目的、目標はひとつでも、そこまでの道のりは、ひとつではないってことです。
初心者がフルマラソンを完走したいなら、運動する習慣を作ることから始まり、走ることを少なくとも60分ぐらいは楽に走れるようになることが必要とされています。
つまり、フルマラソン完走を達成したいなら、無理なく60分以上を楽に走る土台があってこそ成り立つといえるでしょう。
目的、目標の選択肢が無い、少なすぎる場合は、無理をしている可能性も高くなり、無理なく続けていくためには、目的、目標から離れているようなことから始めて、土台を固め、さらに上のレベルに向かうことが大事ですね。
あなたが無理なく続けるために、しなやかさ、柔軟さを持ち合わせていますか。
■「今日の教訓」
無理なく続けるためには、しなやかさ、柔軟さが必要だ。目的、目標はひとつでも、そこまでの道のりは、ひとつじゃないはず。選択肢が無い、少なすぎるのは、無理をしているかもしれないよ。
フォローしていただけると、最新記事を読むことができます!