人間は相変わらずアナログのままなんだ

思考・考察
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kazu(@kazkazstyle)です。

デジタルとアナログ。

どちらが良いのか、優れているのか。

話題になることがありますよね。
 

■不毛な戦いを避けるために

 
最初は、アナログというか、自然にあるものを使って人間は生活をしていましたよね。火を使ったり、風を利用したり、動物を飼育したり、自然と向き合い、それらを利用していました。

19世紀ごろになれば、発明や発見によって、道具から機械へと変化していきます。

イギリスの産業革命を覚えているでしょうか。学校で、歴史の授業で習ったと思います。蒸気汽関を発明したことで、飛躍的に生産性が上がりました。

当時の日本は、たしか鎖国をやっていたころですから、世界から大きく遅れていたことになります。

その時の日本がアナログ時代なら、蒸気汽関を使っているヨーロッパの諸国はデジタル時代に突入していたと言っていいでしょう。
 
 
 
 
現在は、インターネットの普及で多くの人たちが、デジタルの支援を受けることができます。写真や動画の撮影もそうですし、SNSなどを利用することで、個人でも手軽に情報を発信することができるようになりました。

便利な世の中にはなりましたが、私たちの体がデジタルになったわけではありません。

私たちの体は、昔のままのアナログだと思っています。人間も自然の中の一部なんだという言葉を聞いたことがあるのですが、たしかにその通りだなと思います。

デジタルが良い、いや、やっぱりアナログのほうが良い。

そんな話が、雑誌などに特集記事として書かれているのを見ると、不毛の戦いをしている気がするんです。

AIの技術が進んでいけば、人間が仕事としてやっていることが、乗っ取られるとも言われています。
 
 
 
 
ちょっとふり返ってみるとわかりますが、便利にするために、アナログからデジタルにしてきたはずです。

それなのに今度は、AIに仕事を乗っ取られるかもしれないと言い出すのは、人間の身勝手な考え方だと思うのです。

AIが仕事をするのが当たり前の未来に生きている人たちから見れば、現在の私たちとは違った意見も出てくるでしょう。

AIに仕事を任せて、それ以外のことを人間がやればいいと。

それでも、未来の人たちも、現在の私たちと同じアナログのままだと思います。

ぬくもり、暖かさを感じるには、自然の中にあるものが必要だからです。

アナログからデジタルになったのは、機械が変化しただけで、人間はアナログなままなんですよ。
 

■「今日の教訓」

 
便利にするために、アナログからデジタルにしたはずなんだけど、それは機械が変化しただけのこと。しかし、人間は相変わらずアナログのままなんだよね。だから、デジタルは便利だと思っても、どこかアナログを求め、ぬくもり、暖かさを感じるんだろうね。
 
 
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