相手の同意がないと決められない落とし穴

人間関係
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kazu(@kazkazstyle)です。

子供のころ、人の話をよく聞きなさいって言われたんですけど、最後に決めるのは自分自身なんですよね。
 

■心の中で葛藤しつつも、既に自分で決めている

 
誰かに相談した経験があると思います。

その時は、自分で決められないとき、自分ではわからないとき、自分以外の人間の意見や考えを聞きたいなど、そこには何らかの目的があり、解決したい問題があります。

あなたに相談された相手は、考えます。

これまでの知識や経験を思い出しながら。
あなたという人間は、どんな人間なのかを想像しながら。

考えたすえに出た答えが

●ぜひ、やってみればいい
●無理だから、やめておけよ

大きく分けて、答えは二つ。イエスか、ノーになるでしょう。「わからない」という言葉もありますが、今回は除きますね。(その方が、説明しやすいので)

その答えを聞いて、あなたは再び考えます。

やってみようかな。でもやっぱり、やめておこうかな。

相談相手の答え方次第で、あなたの態度も変わってくるでしょう。

相談相手があなたの期待している答えだったら迷わず、その方向へ進むと思いますが、想像していた答えとは違ったとき、あなたはどう思うでしょうか。

相手に相談しているにもかかわらず、実は心の中であなた自身が決めていることってありませんか。
 
 
 
 
たとえば、服を買うとき。

「色は赤がいいか、青がいいか」。

一緒に来ていた友人に聞いたとします。

友人が、「赤のほうがいいんじゃないの」。と答えた時の、あなたの心のなかの反応はどうなっているか想像してみてください。

●やっぱりそうだよね。赤がいいよね!
●そうかなあ。青もいいと思うんだけどな

心の中で葛藤しつつも、既に自分で決めていることってありませんか。

相手に相談しているようで、実は決断した自分の背中を押してほしいと願っていると思うのです。

自分では既に答えを持っているのに、わざわざ相手に同意を求めているということになります。
 
 
 
 
これは、周りにいる人間が、自分がやりたいことに反対している時、気をつけたほうがいいことがあります。

自分では既に、「やりたい」という答えをもっているのに、相手に同意を求めてしまっているからです。

相手にも賛成してもらいたい。応援してもらいたいという気持ちはわかりますが、自分の声に耳を傾けて、自分で決めたほうがいいでしょう。

そうしないと、相手がいなければ、物事を自分で決めることができなくなりますし、相手の意見が正しいとは限らないからです。

最後は、自分の声に耳を傾けて、自分で決めたほうがいいですよ。
 

■「今日の教訓」

 
周りにいる人間が反対している時、もし子供なら耳を傾けたほうがいいけど、もう大人なら、自分の声に耳を傾けて、自分で決めたほうがいい。周りにいる人間の意見が正しいとは限らないから。
 
 
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