kazu(@kazkazstyle)です。
最近は、CDなどのデジタルな音源で音を聴くことが当たり前になりました。音もきれいで、クリアな音質。
たしかに、それはそれでいいものです。
余計なノイズもほとんどなく、はっきりと聴き取ることができるからです。
でもたまに、聴きたくなるんですよ。
生の音が(笑)。
■雑音があるからこそ、リアルで生の音になる
今年の夏は、セミが鳴いていました。
近所に公園があるのですが、セミが鳴いていて、うるさいな~と思いながら、ブログを書いていたことを思い出しました。
でも、毎年のようにセミが鳴いているかといえば、そうではなく、セミが鳴いていたかどうかわからない季節もありました。
いつもは、うるさいと思うセミの声も、鳴き声が聞こえないと、何だかさみしくも感じます。
でも、これがCDからのセミの鳴き声だとしたら、どうでしょう。
さみしいと感じるでしょうか。
CDには、鳥の鳴き声や、川のせせらぎの音、海辺の波の音が入ったものがありますよね。
いわゆる、癒やし系のCDです。
リラックスしたいときや、夜寝る前に聴くと心が落ち着きます。
雨の音のほうが落ち着く人もいらっしゃいますよね。
どうやら、自然にある音に対して、心と体が反応しているようです。
できることなら、本物の生の音を聴くことがいちばんでしょう。
CDから聴く音は、あくまでも仮想の世界であり、本物ではないですから。
本物の音を聴く場合には、必ずといっていいほど、他の音のノイズが入ります。
この雑音があるからこそ、リアルで生の音なのです。
CDでは、この雑音は取り除かれているのでありません。
この部分が、生の音と、作られた音の大きな違いです。
もちろん、CDの音を否定するつもりはありません。
でも、CDの音が本当の音で、当たり前になっているとしたら、実際に現場にいって、生の音を聴き、どんな音なのかを知っておいたほうがいいです。
そして、その音を比べてみたとき、本当の音色があいまいで、わからなくなっていることに気づくことがあるかもしれませんから。
あなたは、生の音を聴く機会はどれくらいありますか。
■「今日の教訓」
セミの声。鈴虫の声。リアルの鳴き声を聴くのもいい。生の音で聴く機会が減っているような気がするから。
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Photo via Visual Hunt