kazu(@kazkazstyle)です。
子供のころ、学校で三者面談というものがありました。
私と親、そして担任の先生との話し合いをするものです。おそらく、今でもやっていることだと思います。
当時の私は、この面談が大嫌いで、できれば中止になってほしいと願ったり、お腹が痛いから延期してくれと思ったり、面談の日が近づくにつれて憂鬱な気分になったものでした。
なぜ、大嫌いだったのか。
それは、学校での授業態度や過ごし方が、先生から親へと伝わり、家での過ごし方が、母から先生に伝わり、私は真ん中に挟まれるかたちで、話を聞いているという状態が大嫌いだったのです。
親と先生だけが、情報を共有して、私一人が取り残されている感じがしていました。
■他人の評価を利用して、マイルールを作ってみる
これが、会社でいうならば、学校と家庭という、違う部門で働いている私と、親と先生が、その上司という関係でしょうか。
そして、三者面談という名の、私への評価をする場と置き換えることができると思います。
親と先生は、上司の立場ですから、上から目線で、私を責めてきます。しかも、学校と家庭という異なる場所での私の評価を下しながら責めてきます。
私は、その立場上、反論することができずに話を聞くだけの状態です。
評価を下す側の親と先生の前に、評価を受ける側の私は、すでに泣きそうな状態です。
子供のころの三者面談を思い出していたら、話が大きく膨らみすぎてしましました。
でも、よく考えてみると、これは他人の評価だけれど、自分のことをレビューされているようなものだと思いました。
あくまで、他人の評価ですから、すべてを信じる必要もなく、受け入れる必要もありません。
しかし、他人の目からは、そういう風に見えているんだという認識はもっておいたほうがいいでしょう。
なぜなら、改善するべきポイントが見えてくるからです。
たとえば、落ち着きがないと評価されたら、オレって落ち着きがないのか?そんなことを考えるきっかけを与えてくれます。
他人の評価を、逆に利用してやるのです。
他人の立場や視点から見ることなので、自分では気づいていない一面を知ることができることがあります。
私は、仕事をしているときに、周りからは、几帳面だとか、真面目とか、静かな人だと言われることがあります。
そんなことは決してないよ。すべてが、うそだよ~~ん。
と、自分では思っていたとしても、他人の立場では、そういうふうに見えているものなのです。
それなら、他人が評価してきたものでも、チェックリストの材料にしちゃうぞということにしてみました。
たとえば、自分が思っていることじゃないなと思っているものでも、とりあえず採用してみるのです。
私の場合なら、
・几帳面
・真面目
・静かな人
この3つを取り入れて、チェックリストを作ってみるのです。
もちろん、他人がした評価を利用して、チェックリストを作ろうとしますから、かなり難しいですし、拒絶反応もあるかもしれませんが、自分のマイルール作りに役立つと思うのです。
■「今日の教訓」
自分でチェックリストを作り、できているのかをチェックすることは、とても有効だと思う。自分のマイルールを作り出すきっかけにもなるよね。
photo credit: komehachi888 via photopin cc