kazu(@kazkazstyle)です。
どうしても、何かを増やすことに意識が向いているように感じています。
ご飯は大盛りがいい。
評価も高いほうがいい。
たくさん、やりたいことができたほうがいい。
誰かに増やせと言われたわけでもないのに、気がついたら増やすことばかりを考えていたことに気づいたのです。
■増やすことよりも、減らしていくほうが、取り組みやすい
世の中を見渡してみると、少ないより、多いほうがいい。
そんな感じがしてなりません。
時間も、量も、大きさも。
多いほど、大きいほど、価値があるように見てしまいます。
だから、どうしても、増やしてしまうことを考えてしまうのではないでしょうか。
お金も多いほうがいいし、家も広いほうがいい。宝石も大きいほうが価値もあるし、値段も高い。
周りを見渡すと、増やしたほうが良さそうだと思うものに囲まれています。
たしかに、お金はあったほうがいいし、家もメチャクチャ狭いよりも、広いほうがいいとは思います。
でも、増やすことばかりを考えていると、なぜかうまくはいきません。
不思議なんですけど、これまでの経験からそう感じています。
やりたいことがあるから、時間を増やそうと思ってもできないし、ご飯をたくさん食べ過ぎて体を壊すし、お金を増やそうと考えても逆に減っていくし。
うまく回っていかないのです。
何かを増やそうとすると、その反動がどこかに返ってくるからです。
では、逆に減らしていくことを考えた場合はどうでしょうか。
時間を減らす。
量を減らす。
数を減らす。
減らそうとすると、今度は「我慢」や「勇気」が必要になってきます。
たとえば、食べる量を減らそうとすれば、そこには我慢をすることが求められますし、残業時間を減らすために、定時で帰ろうとすれば、周りの人たちが働いているのに帰るという、ちょっとした勇気が必要になるでしょう。
でも、増やすことよりも、減らしていくほうが、取り組みやすいと思うのです。
今ある状態から、少し減らせばいいからです。
逆に、今ある状態から増やそうとすると大変です。
なぜなら、今は無いものを増やしていかなければならないからです。
時間や量、数を減らしていくと、少なくなっていくなかでの制限が生まれます。
時間を減らせば、その分だけ、やることも減らす必要がありますし、食べる量を減らせば、空腹感も増し、活動にも影響を与えます。
その限られた制限のなかで、できることをやっていくと、なぜかできることが増えていきます。
それは最初に減らすという行動をすることで、余計なものが減り、減った分だけ、新しくできることを増やせるからです。
あれもやりたいし、これもやりたい。もっと、時間を増やしたい。もっと量を多くしたいなど、増やしたいことがあったら、まずは今までやってきたことを減らしてみるといいですよ。
■「今日の教訓」
やる時間を減らす。量を減らす。数を減らす。減らすことを考えてみよう。すると、限られたなかで、できることが増えていくよ。
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