kazu(@kazkazstyle)です。
自分のペースって、どうやったら知ることができるのでしょうか。
自分のペースが分かれば、それを利用して様々なことに活用できるのかなと思っています。
■ 経験則を具体的にしていく
自分のペースって、普通に生活をしていると、ほとんど気づかないのではないでしょうか。
そもそそも、普通の生活って何やねん?
私だったら、そう思ってしまいます。
(関西の人間ではありませんが)
でも、過去の経験から何となく分かっているものもありますよね。
たとえば、朝起きて出かけるまでの時間などは、これまでの経験から、だいたいこんな感じなら間に合うというものが分かるはずです。
こういうのを、経験則と呼んだりもします。
ただ、経験則は、過去の経験からそう言えるものであって、絶対的なものではありません。誰にでも通用するものでもないし、曖昧な部分もたくさんあります。
物理の法則とは、まったく違うのです。
でも、自分のペースを知りたければ、この経験則を、もっと具体的にしていけば分かってきます。
だって、自分が経験をしたことが、経験則といわれるのですから、その正体を知れば良いのです。
そこに、自分のペースがあるはずです。
たとえば、マラソン選手だったら、ただ走るようなことはしませんよね。
タイムを計り、状態を確認したりします。走ることが経験とするなら、それを具体的にしているのが、タイムの測定だといえるでしょう。
自分の走るペースを知ったうえで、さらに上を目指すために、負荷をかけたトレーニングをしたり、その日のコンディションも分かるようになります。
特に、毎日同じようなことを繰り返しやっている仕事などは、自分のペースを知っておくと、無理なく、疲れない、自分のペースを見つけることができると思います。
これも、マラソン選手の話と同じように、仕事が経験で、具体的にするのは、仕事の内容だったり、どれぐらいの時間をかけているのかだったり、仲間との連携などを明確にすることです。
自分のペースが分かっている状態とは、ここまではできるけど、これ以上はできないことが理解できていることだと、私は考えています。
そして、自分のペースが分かってくるようになれば、相手にだってペースがあることに気づいてきます。
相手に振り回されていると感じている時は、相手のペースに乗っかっている状態だから、そう感じてしまうのです。
相手には相手のペースがあるけど、自分には自分のペースがある。
そのことに、ちょっと気づくだけでも、普段の生活が楽になると思います。
みなさんも、自分のペースについて考えてみませんか。
自分のペースを知れば、相手のことを思いやる気持ちも強くなっていくと思うのです。
■「今日の教訓」
自分のペースで進むって、意外と難しい。でも、自分のペースを知らないと、相手のペースも、影響を受けていることにも気づかないこともあるかも。だから、無理なく、疲れない、自分のペースを探してみるのも面白いかもしれないよ。
photo credit: Chema Concellon via photopin cc