kazu(@kazkazstyle)です。
今までやったことのないことをする。
これほど刺激に満ちたことはありませんよね。
■人間性というものを育てていきたいなら、実地演習も忘れずに
ネットで検索をすれば、分からないことが、簡単に分かることができる時代。
子供たちは、どんなふうに刺激を受けているのか。
そんなことを考えていました。これが正しいというものはないでしょう。でも、私の悪い癖で考え始めると止まらなかったのです。
私の年齢は40代半ばですが、子供の頃はインターネットなんてものはありませんから、刺激を受けるためには、自分の方から動かなければいけないことが多かったように思います。
たとえば、カブトムシを採りに行きたければ、山に入り、カブトムシがいそうな木(クヌギの木)を探しまわり、樹液が出ているところを探しました。
まさに、実地演習ですね。
デジタルではなく、アナログの世界だったんです。
直接、現場に行って刺激をもらうスタイルです。
カブトムシを採ることができれば嬉しかったし、友達にも見せたり、譲ったりして、その中からコミュニケーションが生まれてきました。
仲間たちと行動することで、絆も深まっていったように思います。
今の子供たちなら、カブトムシは採りに行くものではなく、お店で買う時代なのかもしれません。
ネットで、カブトムシについて検索をすれば、写真や動画、カブトムシの生態について、簡単に調べることができるのは、やっぱりすごいなと思うのです。
これも経験しているといえるわけで、刺激を受けていますよね。
ただ、私のようなアナログ世代を生きてきた人間からすると、ちょっともったいないなあと思ったりもします。
今の子供たちは、気軽に虫を採ることも難しいですし、他にも遊べるものがたくさんあるので、ネットで検索することで、カブトムシを採りに行くという体験をしているのかもしれませんね。
人間性というものを育てていきたいなら、ネットで検索した後は、子供たちと一緒に、実際に新しい経験や、新しい出会いをして刺激を受けたほうが良いと思っています。
これは、私たち大人の役目ですね。
事前に、ネットで調べたことを、実際にやってみたり、行ってみたりして、経験や出会いという、アナログな刺激を受けさせてみれば、子供たちの目の輝きが増していくでしょう。
もし、あなたにお子さんがいらっしゃるなら、次の休日はどんなふうに過ごされますか。
■「今日の教訓」
新しい経験、新しい出会い。これほど刺激に満ちたことはないと思う。新しい経験は多くのことを学び、新しい出会いは会話を豊かにしてくれる。人間性を育ててくれているんだね。
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