kazu(@kazkazstyle)です。
他人の声ばかりが気になると、自分の声が聞こえにくくなりますよね。
自分の声が聞こえなくなってくると、自分自身を見失うことにもなります。
■他人の声ばかりが聞こえてくるときは、注意しよう
◦人の話を聞きなさい
◦人の立場に立って考えなさい
◦人に迷惑をかけてはいけない
決して、間違っていることを言っているわけではないことは、今の私には理解できますが、子供の頃の私にはできませんでした。
特に、「人に迷惑をかけてはいけない」という言葉は、私を苦しめることになりました。
人に迷惑をかけてはいけないということを守るためには、どうしても人と関わるときに注意を払う必要がでてきます。
たとえば、約束の時間に遅れたら迷惑をかけたらいけない。嘘をついたら、相手に迷惑をかけるからいけない。相手の悪口を言ったら、相手が傷つき、迷惑をかけるかもしれないなど、「迷惑」という言葉の定義に悩まされていました。
さらに追い打ちをかけたのが、次の父の言葉でした。
「迷惑をかけなければ、何をやってもいい!」
子供の頃の私は、さらに混乱します。
迷惑をかけないようにするのも大変なのに、何をやってもいいだと?
父の言葉をストレートに受け止めてしまった私も悪いですが、大人になった私の立場から意訳すると、「要領よくやれよ!」ぐらいの意味ですね。
でも、子供の頃の私は、そんなことはわかりませんから、とにかく「迷惑をかけないようにしよう」と考え、他人のことばかりを考えるようになっていきました。
他人の声、他人の行動を見ながら、迷惑をかけないようにしていく。
もう、めちゃくちゃな話です。
でも、父の言葉が頭に残っていたので、迷惑をかけないようにしようとしていました。
すると、どうなったか。
他人に対して、何もできなくなってしまいました。
迷惑をかけずに、相手に接することなんて、無理だからです。
みんな、迷惑をかけながら生きているから、お互い様という文化も生まれたんだと思いますが、子供の頃の私には、そんなことはわからないので、自分がやりたいことができなくなってしまったことに悩んでいました。
今、改めに考えると、他人の声ばかりが聞こえてくるときは、自分の行動力が鈍くなっていくことがわかります。
他人のことばかりを気にしていることは、他人を見張っているのと同じですから、自分の行動力が鈍くなるのも、当然ですよね。
これらを防ぐには、他人の声ではなく、自分の行動に意識を向けて、自分の基準で生きていくほかないと思います。
他人の声が聞こえるのはいい。でも、自分の声を無視していることがあれば、自分の行動力が鈍くなり、やがて動けなくなってくることは知っておいて損はないです。
自分の声を無視していることに気づいたときは、自分の声を聴いてみましょう。
■「今日の教訓」
他人の声ばかり聞いていると、自分がやりたいことができなくなってしまう。他人の声ばかりが聞こえてくるときは、自分の行動力が鈍くなってきているといえるだろう。自分の行動が、自分の基準を作っていくんだよ。
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