kazu(@kazkazstyle)です。
子供のころ、テストでたくさんの「まる」をもらえたときは、本当に嬉しかったです。
ラジオ体操に参加して、ハンコを押してもらうたびに、これだけ集まったと喜んでいました。(今は、やらないのかな)
やっぱり、「まる」をもらえることは、気持ちのよいものですね。
自分で「まる」をつけていく
子供のころは、親に褒めてもらいたくて、がんばったことがあったと思います。
たとえば、勉強やスポーツなどは、特にそうです。
親だけではなく、周囲の人たちに認められたいという気持ちがあるからです。
子供のころは、まだ幼いので、周りにいる大人たちを意識しながら、「まる」をもらえることが、認めてもらったことだと思うのではないでしょうか。
学校のテストでも、「まる」の数が多ければ、親が褒めてくれましたから。
子供のころは、周りにいる大人たちに認められながら成長していきます。
それが悪いとは思いませんし、認められることで、新しいことをしてみよう、次に進んでみようと、そのことに気づかなくてもしていたからです。
では、大人になってからは、どうでしょうか。
大人になると、誰かから「まる」をもらえることは、少なくなっていきます。
それは、大人として成長したということでもあり、自立したのだから、もう「まる」は必要ないからです。
もう、大人なんだから当たり前。「自分で何とかしなさい」という、メッセージも含まれます。
大人になっても、誰かに認められたいという気持ちは残っていますよね。
子供のころのように、褒められることは少なくなっても、昇進や給料などの肩書きや、身につけているものなどで、その気持ちを表していると思うのです。
オレは、これだけがんばった。私は、これだけ努力をした。
その結果として、昇進したり、給料が上がったり、身につけているものが、ブランドものになった形になっているのでしょう。
しかし、誰かに認められたいという気持ち、肩書きや、身につけているものなどに依存してしまうので、良いとはいえませんよね。
他人に依存してしまうと、相手の顔色を伺いながら行動し、相手に合わせる行動が増えていくので、今度は自分自身を見失うこともあります。
肩書きだって、会社が倒産したり、降格処分がでたりすれば変わってしまいますし、身につけているものが高価なものであっても、やはり中身の人間性を問われますよね。
もちろん、仕事や学校での集団生活では、相手の顔色を伺うこともあります。
相手に合わせる行動も必要です。
大事なのは、自分自身を見失わず、自分で自分のことを認めることができるかどうかです。
それならどうすればいいのかというと、自分で「まる」をつけていくしかないでしょう。
小さな行動でも、「まる」をつけていく。
これができるようになるためには、自分自身のことを、自分で客観的に見ることが必要になります。
そもそも、自分はいったいどんな人物なんだろう。
自分のことを、自分自身が冷静に見ることは難しいですが、自分で「まる」をつけるために、良かったこと、素晴らしいところ、すごいところを、自分で探し、自分で評価し、自分で「まる」をつけていくことは、まさに自分と向き合い、自己肯定感を高めていくことになっていきます。
自分で「まる」をつけていくことができれば、他人からの依存や影響を受けなくても大丈夫なはずです。
自分で「まる」をつけることは、自分自身を認めて、受け入れ、向き合うことになるからです。
だから、記録に残して、たくさんの「まる」をチェックすることができるようにしておくと、気分も良くなるのではないでしょうか。
行動したら、「まる」をつけていくのも良い方法です。
それで、良い習慣が身につき、さらに「まる」の数が増えていくことで、自己肯定感も高めることができるので、そのころには、他人や肩書きに依存する状態から抜け出すことができているでしょう。
あなたは、自分自身に対して「まる」をつけてあげたのは、いつですか。
「今日の教訓」
行動したら、「まる」をつけていく。たくさん、「まる」があると嬉しいもの。だったら、記録用紙を増やして、「まる」をたくさんチェックできるようにしてみよう。1回のチェックよりも、たくさんやったと思えて、良い気分になることができるよ。
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