kazu(@kazkazstyle)です。
気持ち。
この目には見えない気持ちが、大きな影響を与えることもありますよね。
■「前向きな気持ち」という、いったい何が前向きなのか曖昧で、はっきりしないけれど
自分の気持ち。
相手の気持ち。
目には見えないし、形もありませんが、「気持ち」という言葉を使うことで、自分や相手のことを考えることができるようになりますよね。
相手の立場に立って考えたとき、どう思うか。
そんなことを考えているときも、相手の気持ちのことを想像しているわけです。
「気持ち」という言葉は、とても便利な言葉だと思います。
でも、普段はほとんど意識しないで使っていますし、その「気持ち」を利用して、良くも悪くも結果がでているのです。
たとえば、「気持ちを一つにして、がんばろう」。
誰かが言ったとします。
すると、具体的な目標はなくても、それぞれが考え始め、気持ちを一つになろうとする動きが見えてくることがあります。
特に、スポーツの世界では、自分のことよりも、チーム全体のことを考える選手がいますが、相手の気持ちを思い、尊重し、そのために自分ができることは何かを考え、実際に行動を起こせるのは、そうすることで、チームが一つにまとまり、良い結果がだせることを、経験的に知っているからではないでしょうか。
「気持ち」は、チームのような団体だけではなく、個人でも影響を与えることができます。
「前向きな気持ち」という、いったい何が前向きなのか曖昧で、はっきりしませんが、腐らずに前向きに取り組んでいると、その姿を見て周りにいる人たちに伝わることがありますよね。
公園がゴミで溢れていることは、誰もが知っているのに見て見ぬ振り。
でも、そこにたった一人の少年が掃除を始めました。
少年が掃除をしている横で、大人たちはゴミを捨てていきます。別の大人たちは、掃除は自分たちではなく、市の職員たちが担当だから、自分たちはやらなくてもいいと思う人たちもいます。
ただ、少年が掃除している姿を見ているだけの人もいますし、気づかずに通り過ぎていく人もいます。
それでも、少年は掃除を続けていきました。
すると、変化が訪れます。
もう、おわかりですよね。
少年の掃除を手伝う人が現れました。
少年が一緒に掃除をしようと言ったのではなく、自ら掃除を始めたのです。
一人が手伝い始めると、一気に数が増えていき、あっという間に公園は見違えるほどきれいになり、二度とゴミで溢れかえることはなくなりました。
これを、ただの作り話だと思う方もいると思います。
でも、たった一人の前向きな気持ちから、それを見ていた人たちに影響を与える場面に遭遇しているはずです。
がんばっている姿を見て感動したり、自分も同じようにやってみようと思ったり、「気持ち」という目には見えない、形がないものに影響を受けているんです。
たった一人の行動だったものが、大勢の人たちに影響を及ぼしていくまでには、前向きな気持ちが情熱に変わっていったのだと思います。
これは、「行動することによって、相手に伝わった」からだ。
言葉にすれば、簡単なことですが、気持ちというものがそうさせていることに気づくことができれば、自分の気持ちも、相手の気持ちも、もっと大事に大切に扱うこともできるのではないでしょうか。
前向きな人、情熱がある人が、進化するスピードが他の人たちよりも圧倒的なのは、「気持ち」を大事にして、行動をしている人たちですね。
あなたは、自分の気持ちを大事に、大切にしていますか
■「今日の教訓」
前向きな気持ちというのも、大事なものだと思う。気持ちという曖昧さがあるけれど、前向きな気持ちという情熱は、行動することによって相手にも伝わるからね。
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