kazu(@kazkazstyle)です。
相手を変えることは、まず無理なのに、どうして変えようとしてしまうのでしょうか。
自分の思うとおりに相手を動かしたい。
そんな心理がどこかで働いているような気がします。
■相手を変えようとするとき、脅しや取引では通用しない
相手を変えたい。相手を、コントロールしたい。
そんな気持ちになるのは、仕事のときです。
どうして、やってくれないんだ。
どうして、分かってくれないんだ。
このようなストレスが続くと、相手を変えようと行動にでることがあります。
大きな声を出したり、仕事を終わらせなければ、帰すことができないぞと、脅しに近いことをしたり、あの手この手を使って、相手を変えようとしてしまいます。
仕事以外にも、子育ても同じようなものですよね。
親の言うことを聞かない子供に対して、親は子供を変えるため、つまり自分の都合のいいようにコントロールするために、あらゆる手段を使ってきます。
おやつが食べたいなら、宿題を終わらせないとあげないよ。
その脅しに屈し、先に宿題を始めた記憶があるくらいです。
でも、相手を変えることには限界があります。
というより、無理といったほうが正しい。
いくら周りにいる人間が、相手のことを変えようとしても、最後には本人が変わる意思がなければ、本当の意味で変わったとは言えないでしょう。
つまり、相手を変えようとするとき、脅しや取引では通用しないというのが、私の考えです。
たとえ、脅しや取引がうまくいって相手が変わったとしても、それは見かけだけ、うわべだけのもので、心の中では別のことを考えているかもしれません。
相手を変えることはできない。
それだったら、自分の気持ちを素直に伝えることに力を入れてみてはどうでしょうか。
自分の気持ちを伝えることで、相手が変化をするきっかけを与えていくのです。
でもだからといって、自分の気持ちを押しつけるのではなく、自分の気持ちを提案する形です。
相手を変えるというよりも、こうしてみたらどうだろう。こんなやり方は、どうだろう。
まさに、提案ですね。
そこには、無理やりに変えるなどの強制力はありません。
あくまでも、提案する形です。お願いをしてみるのです。
自分の気持ちを伝えたら、あとは相手次第になります。
たとえ、相手が変わることがなかったとしても、自分自身は大人の対応をすることができるわけです。
あなたは、相手を変えようとしているとき、どんなことをしていますか。
■「今日の教訓」
相手を変えることができないなら、自分の気持ちを伝えるほうに力を入れていこう。提案をする形で相手に伝えてみるといいよ。
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