kazu(@kazkazstyle)です。
慣れている作業と、慣れていない作業。
どちらが速いかといえば、慣れている作業ですよね。
慣れてくれば、作業の段取りもわかっていますし、難しい箇所もわかっているので、心の準備もすることができます。
でも、始めからそうだったのではなく、途中の段階から慣れてきたのではないでしょうか。
■作業のスピードや正確さは、慣れてきたからだといえば、そこで終わってしまう
始めは、なかなかうまくいかなくても、慣れていくとできることが増えていくものです。
作業のスピードも上がり、無駄な動きも少なくなり、疲労も軽くなり、さらに上達すると、人に教えることができるレベルにまでなります。
作業に慣れてくると、はっきりと差が出るのは、作業のスピードです。
新入社員よりも、入社3年目の人のほうが仕事の基本も、段取りもわかってますから、スピードだけを比べたら速いはずです。
しかし、この「慣れ」というものは、目に見えるものというよりは、感覚的なところがあるので、もっと具体的にしておけば、スピードに正確さが加わります。
その過程をわかるようにしておくことで、あとから再利用することもできるようになります。
具体的には、どれくらい速くなっていったのかを、はっきりさせるために、時間を計りながら作業を進めていくこと。もうひとつは、作業の工程を記録しながら、チェックリストを作っておくのです。
始めは、時間を計ったり、記録を残すことで、時間がかかることもありますが、作業に慣れてくると、そのスピードも徐々に上がってきます。
そこに、作業記録や、チェックリストを見ながら作業を進めていくことで、作業スピードに正確さも加わり、問題の発見や改善するときにも役に立ちます。
作業のスピードや正確さは、慣れてきたからだといえば、そこで終わりです。
なぜ、スピードが速くなり、正確な動きができるようになったのか。
その過程を、作業の記録として残したり、チェックリストを作ったりしていくことで、より速く、より正確になり、確実に作業の精度も上がっていくのです。
そして、人に伝えるときにも、作業の記録や、チェックリストは大活躍しますよ。
■「今日の教訓」
慣れてくると、作業のスピードも上がってくる。できれば、完成した形や、その過程がわかるようにしておくと、スピードに正確さが加わってくるよ。
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Photo credit: art_es_anna / VisualHunt / CC BY