目的を変えずに、その手段を変えていけば、うまくいくよ

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kazu(@kazkazstyle)です。

目的と手段。

うまくいかないとき、最初に変えるのは、どちらがいいでしょうか。
 

■目的は、原則として一つ。そして、その手段はたくさんある

 
一般的に、目的は一つでも、その手段は複数ありますよね。

フルマラソンを完走するという目的に対して、どのような手段をとるのか、作戦を考えたりするじゃないですか。

これは、フルマラソンを完走するという、はっきりとした目的がある場合です。

他にも、大学受験のように、試験日程が予め決められているものもそうです。

試験日程に合わせて、試験勉強をして、試験会場へと移動します。

目的が固定されていて、それに合わせた手段をとる形になりますよね。

これらは、「固定された目的」と言ってもいいでしょう。
 
 
 
 
もう一つの例は、友人たちと近くの駅で待ち合わせの場合です。

待ち合わせることが目的で、近くの駅まではどうやっていくのかが手段と考えることができますよね。

ちょっと待った!

近くの駅だったのに、途中から変更になりました~。

さて、この場合の目的と手段を答えることができますか?

待ち合わせることが目的ですか。

それとも、途中から変更になった場所を知ることが目的ですか。

このような、「動いてしまう目的」が発生してしまうと、目的と手段の関係が危うくなります。

固定されていた、「待ち合わせる目的」が動き始めてしまったので、ちょっとしたパニックになると思います。

「変更になった場所はどこなのか?」

それが、新しい目的として生まれてしまったからです。
 
 
 
 
だからこそ、目的と手段を明確にしておくことは大事なことです。

たとえが悪いかもしれませんが、政治家が話をするときに、論点をすり替えたことで、きちんと説明しているように聞こえたとしても、聞いている私たち国民は理解できない状態が起こるのと似ていると思いませんか。

もし、目的が明確で、それに対して誠実に答弁(手段)していれば、多くの国民が理解し、納得することができるでしょう。

目的が変わってしまうことは、仕事でもあると思います。

Aの仕事をしていたら、先にBの仕事を仕上げてくれと取引先から連絡が入ったら、調整をしなければいけませんよね。取引先の連絡を無視することもできますが、多くの場合は、Bの仕事に着手すると思います。

ここでも、Aの仕事から、Bの仕事へと、目的が変わりますから、仕事のやり方も変わってくるでしょう。
 
 
 
 
目的が変わったとしても、その手段があることは、どの場面でも共通していることだと思います。

大事なことは

●目的が変わる(動く)こともある
●目的に合わせた、手段が必ずある

ということです。

目的と手段を間違わないようにするには、「最終的な目的は何なのかを決めること」じゃないかと思います。

先に書いた、「友人たちと近くの駅で待ち合わせ」の例で言うなら、待ちあわせる場所が、どこになろうと、「友人たちと会う」という目的が明確なら、待ち合わせる場所が変わったとしても、それを目的とはせずに、友人たちと会う一つの手段と考えることができますから、大きな混乱をすることはなくなるでしょう。

目的は、原則として一つ。そして、その手段はたくさんあるということです。

「友人たちと会う」という目的は一つで、それを変えずに、どうやって会うのか。その手段を考えていけばいいですよね。
 

■「今日の教訓」

 
目的は一つでも、その手段はたくさんある。目的を変える前に、まずは手段を変える。試すことを忘れないでいよう。
 
 
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