kazu(@kazkazstyle)です。
得をしそうだから動く。損をしそうだから動かない。
損得勘定で行動すると、窮屈な生活になってしまうのではないでしょうか。
■得をしているのか。損をしているのか
誰だって、得をしたいと思うし、わざわざ損をしたいとは思わないでしょう。
なぜ得をしたいかといえば、自分にとってのプラスを得たいからでしょうし、損をしたくはないのは、マイナスを得たくはないから。
野生の動物の世界なら、生存するために、自分にとってプラスになるような行動をすると思うし、損をしている状態は死を意味することにもなります。
ただ、人間の場合は少し違うのではないでしょうか。
得をするから、プラスになるからやっているかと思えば、そうでもなく、損をしているのに、行動している人たちもいます。
たとえば、ストイックに何かに取り組んでいる人たち。
食事制限や運動の管理などをしている人たちを見ると、どうしてそこまでやるんだろうと思ってしまうことがあります。
好きなものを食べればいいのに。好きなことをすればいいのに。
そう勝手に思ってしまう自分がいました。
でもそれは、あくまで自分が勝手に思い込んでいることであって、ストイックに何かに取り組んでいる人たちにとっては、それが損をしているとは思っていないんですね。むしろ、目的を達成するために、食事制限や運動の管理をすることが、得をしていることになっているから。
得をしているのか。損をしているのか。
それは、それぞれの立場によって、大きく見え方が変わってくるということですね。
だから、損得なしで夢中になれるものがある人は、やっぱり強い人だと思うのです。
他のことを犠牲にしてまでもやるという素質を、既に持っている人たちだからです。
その道を極めている人たちは、損をしているように見えて、結果的に得を選んでいる人だといえます。
損をしているときは、今は修行中だと思っているのでしょう。
これは、得だから、損しそうだからといって、ぶれる人よりも、損得勘定なしに行動できる人は、かっこいい人だと思うし、心の器が大きい人ですね。
「得だから動く」だけでは、目的を達成することは難しいと思います。
遠回りのように見える、「損を受け入れる」ことで、その道を極めている人たちは、目的を達成しているんですよ。
■「今日の教訓」
損得なしで夢中になれるものがある人は、やっぱり強い人だと思う。良い意味で、その道を極めている人だから。他のことを犠牲にしてまでもやるという素質を、既に持っている人たちだから。
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