kazu(@kazkazstyle)です。
決めつけてしまう前に、他に何があるのかを考えてみましょう。
世界を広げる、最初の一歩になります。
■自分が決めたこと以外の考え方や、意見があることを認め、視野を広げていこう
「違っても良い」と考えることができれば、世界を広げることができる
これは、やるべきだ。
「~すべきだ」、「絶対に、~だ」。という断定する言葉を使っているときは注意したほうがいいです。
自分の意見や考えを、相手に伝えるときにありがちですが、決めつけてしまうと、「こうでなければならない」となって、視野が狭くなり、小さくまとまって、世界が小さいものになっていくからです。
もしここで、「違っても良い」というルールを追加したらどうなるのでしょうか。
「違っても良い」というルールを適用した途端に、断定することができなくなるので、曖昧で、中途半端な状態になりますよね。
しかし、曖昧で、中途半端だからこそ、視野が広くなり、まとまらずに大きくなり、世界も広がっていくと考えることができると思うのです。
断定することも必要であり、大事なことですが、その反対にある「違っても良い」と考えることができれば、世界を広げることができるんです。
これは、断定したことが間違っていた場合に、「違っても良い」というルールを速やかに適用することで、行動する流れを止めずに先に進むことを可能にしてくれるんです。
「違っても良い」と考えることができたほうが、柔軟に対応することができる
違っても良いと受け入れるためには、自分の固定観念を疑うことが大事になってくるでしょう。
「~すべきだ」という考えですね。
もちろん、相手にも固定観念があって、「~すべきだ」という考えをもっています。
そして、自分と相手の考えがぶつかったときに、どうなるのかです。
主張がぶつかって、話が合わず、物別れに終わることもありますし、お互いの主張を受け入れて、新しいアイデアが生まれることもあります。
一つ言えることは、「違っても良い」と考えることができたほうが、柔軟に対応することができるということです。
自分は、前に進みたいと思っている。
相手は、後ろに進みたいと思っている。
この場合、自分の主張を押し通そうとすれば、相手は反発することもありえます。
もし「違っても良い」という考えができれば、少なくとも自分の主張を押し通すことはせずに、相手に理解してもらうような行動もできますよね。
「違っても良い」と考えるためには、自分の固定観念は何かを知り、その反対の考えをもっている人たちがいるということを受け入れる姿勢が大事なんです。
他に何があるのかを考え、「違っても良い」と思えるか
固定観念は、もはや習慣になっているところもあるので、気づかないこともあると思います。
「違っても良い」という考え方に近づくためには、決めつけてしまう前に、他に何があるのかを考える習慣を身につけるといいでしょう。
自分が思っていることの反対のことが存在しているんです。
たとえば、トマトが嫌いだ。
と、自分が思っていても、トマトが大好きな人はたくさんいますよね。
「違っても良い」という立場なら、トマトが嫌いでもいいし、好きでもいい。
けれど、自分はトマトが嫌いなんだ。
本当は、そこで終わりなんです。
そして、トマトが好きな人に、なぜトマトが好きなのか。トマトの魅力は何なのかを聞いてみてください。
トマトの知識や魅力を知ることができて、間違いなく世界が広がります。
逆に、オレはトマトが嫌いなんだから、お前もトマトを嫌いになれ!
と言ったら、どんな展開が待っているのか。簡単に想像することができますよね。
自分の主張、考えは大事にするべきです。
それと同じぐらい大事なのは、他に何があるのかを考え、「違っても良い」と思えるかなんです。
不毛な争いを避けよう
自分で決めつけてしまっていることは、たくさんあります。
それが、その人の個性ともいうべきことですが、決めつけてしまっているからこそ、その範囲が限定され、狭いものになっていることにも目を向けてほしいです。
自分で決めたこと以外の考え方や、意見があることを認めること。
これは難しく、簡単なことではないかもしれませんが、「違っても良い」というスタンスは、確実に視野を広げ、世界を大きく見ることができるようになり、不毛な争いを避けることができるんです。
「違っても良い」というスタンスができていれば、相手の言動からたくさんのことを学ぶことができるでしょう。
なぜなら、自分以外のものからも受け入れる姿勢があるからです。
■「今日の教訓」
いちど決めつけてしまうと、こうでなければならないとなってしまう。違っても良いと考えることができれば、いろいろなことを考えることができる。決めつけてしまう前に、他に何があるのかを考えてみよう。
お問い合わせは、こちらからお願いします。
こちらの記事も読んでみてはいかがですか?
・映像や写真の世界もいいけど、自然の中に飛び込んで、現実世界を知ることも大事なことなんだ