kazu(@kazkazstyle)です。
起きてしまったことは、仕方がない。
たしかに、その通りですけど、いろいろと考えちゃうんですよね。
■起きてしまったことは、取り消すことはできない。大切なことは、次に向かって進むことができるか
仕事をしているときに、腰を痛めてしまったことがあります。
いわゆる、ぎっくり腰というやつです。
腰を中心に、背中に電流が流れるような痛みに襲われ、その場から動けなくなってしまいました。
あちゃー、やっちまった!ど、どうしよう。
痛みに耐えながら、その場から離れることを考えました。
それと同時に、腰を痛めてしまった自分に対して、何をやっているんだお前は!
自分で自分のことを責めていました。
いまあらためて振り返ってみると情けない話ですが、事実です。
そのあとの1週間はほとんど動けずに、仕事を休むことになってしまいました。
そのときも、どうしてこんなことになってしまったんだと後悔ばかりしていました。
なぜ、ぎっくり腰になってしまったのか。その原因ばかりを考えていたのです。
これが、失敗でした。
私は医師でも専門家でもないので、ぎっくり腰になった原因なんて、いくら考えたってわかりません。
しかし、その当時は原因を特定するために必死になっていました。
その理由は、再び同じことを繰り返さないために、原因を特定しておきたかったのです。
でも実際は、原因を特定しようとすればするほど、後悔ばかりしていました。
このときは、起きてしまったことを受け入れることができていなかったんだと思います。
もういいや。原因を特定するのはやめよう。わからないものは、わからないから。
ただの開き直りですが、これが本当に良かった。
ぎっくり腰になって動くことができないのは仕方がない。それよりも、この状態でもできることはなんだろう。
それから、仕事に復帰したときは、無理をせずにできるように上司に相談してみよう。周りにいる人たちに声をかけて助けてもらおう。
このとき初めて、これからのことを考えるようになったのです。次に向かって進むことができるようになりました。
起きてしまったことは仕方がないことは、誰でもわかっているはずです。でも、実際に起きてしまったときは、冷静な判断や考えをすることは難しいです。
ぎっくり腰になって学んだことは、
●原因を探すのは、あとからでもできる
●ぎっくり腰になってからでも、できることを考えることで、次に進むことができる
この2つでした。
起きてしまったことは、取り消すことはできませんし、仕方がないことです。大切なのは、そこから、次に向かって進むことができるかです。
原因を探すのをやめて、今できることを考えるようにしていたら、次に進むことができるようになったのです。
■「今日の教訓」
起きてしまったことは、仕方がない。そこから、次に向かって進むことができるか。それとも、起きてしまったことを、いつまでも後悔するか。自分にとって、無理のない選択をしたほうが、良い方向に進むよ。
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