勘違いに気づけば、他人ではなく、自分が変わったほうがいいことがわかるよ

人間関係
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kazu(@kazkazstyle)です。

他人を変えたければ、自分を変えなければダメだよ。

たしかに、その通りだと思いました。
 

■自分の勘違いに気づくことができるか

 
他人を変えたいという気持ちは、自分以外の人間がこの世に存在していることを教えてくれています。

親、兄弟、親戚、友人、会社の同僚など。

一人で生きてはいないことはわかるんですけど、問題も発生します。

他人を、自分の思うように動いてほしいという気持ちです。

うるさい上司に対して、「こっちに来ないでくれ!」と、声を出さずに心のなかで叫んだとしても、うるさい上司はやってきますよね。

小さな子供たちが騒いでうるさいから、静かにしてほしいと思っても、ますますうるさくなるように。

自分が思っている逆のことばかり起きているのではないでしょうか。
 
 
 
 
でも、上司や、小さな子供たちが悪いのかというと、そうではありませんよね。

自分の思うように動いてほしいという気持ちが、うるさい上司や、子供たちが騒いでいる状態に、強く反応させているんです。

この反応を変えたければ、いつもとは違う行動をすることで、反応を変えることができるはずです。

たとえば、うるさい上司に対して、「こっちに来ないでくれ!」と声なき声を上げるのではなく、あえて上司のそばに近づき、こちらから話しかけたり、子供たちが騒いでいるときも、一緒に遊んでみたり、別の場所へ移動しようと声をかけたりすれば、間違いなく反応は変わります。

最初に、いつもと違うことを自分がやってみることが、いちばん効果が現れます。

でも、うるさい上司に近づくなんて、絶対にできない。

そう思う方もいるはず。

そんなことは絶対にできない。あり得ないと思うようなことをすればするほど、他人を変えるよりも、自分が変わったほうがいいということがわかるでしょう。
 
 
 
 
しかし、そんなことできないよー。

と、私を含めて、そう思う方のほうが多いのかな。

私なら、まず自分の言葉の使い方から変えることをします。

うるさい上司に対して、「こっちへ来るな」という言葉を、「こっちに来てもいいよ」と、否定語から肯定する言葉に変換して、実際に声を出して言っています。

これはこれで、とても気持ちが悪いのですが、来るなと言ったところで、上司は他人なのでコントロールすることはできません。

それなら、最初からこっちに来てもいいよと許可を出しまくるんです。

すると、意外な事実がわかってきますよ。
 
 
 
 
上司がいつも自分のところへやってくると思っていたけど、それほど多くはないことに気づくんです。

仕事で必要なときや、指示やアドバイスなど、回数はそれほどでもなかったんです。

きっと、上司はこっちへ来ないでくれという強い思いが勘違いをさせたんでしょう。

いつもとは違う上司の反応を見続けていると、上司が変わったように見えてくるのが、とても不思議です。

「こっちへ来る上司」から、「ほとんど来ない上司」になっちゃいましたから。

他人を変えるよりも、自分が変わったほうがいいってことですね。

さっさと自分の勘違いに気づいたもん勝ちですよ。

まずは、あなたも、言葉の使い方から変えてみませんか。
 

■「今日の教訓」

 
最初に、いつもと違うことを自分がやってみる。それを見た他の人は、いつもとは違う反応をする。これを繰り返していると、いつもとは違う他人の反応を見続けることで、他人が変わったように見えてくるよ。他人を変えるよりも、自分が変わったほうがいいってことさ。
 
 
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