「楽しんでこい」という言葉を使うとき、気をつけていること

人間関係
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kazu(@kazkazstyle)です。

楽しんでいこう。

そんなこと言われても、無理だと思ったことはありませんか。
 

■どうしたらいいのかという部分が抜け落ちている

 
楽しんでいこう。

この言葉。励ましの言葉にもなるし、相手を追い込んでしまう言葉でもあると思っています。

このプレッシャーに耐えきれそうにない。どうしたらいいですか?

という質問に、「思いっきり楽しんでくればいいよ」という、アドバイスをしたとします。

さて、あなたは素直に話を聴くことができますか。

楽しんでこいと言われて、プレッシャーを感じつつも楽しみながらできるならいいですが、私のような素直じゃない人間が聞くと、

楽しんでこいだと?
この状況を、どうやったら楽しむことができるんだ?
どう考えても、絶体絶命のピンチで、プレッシャーに押しつぶされそうだよ。

こんな感じで、心のなかで反発することでしょう。
 
 
 
 
「楽しんでこい」という言葉には、どうしたらいいのかという部分が抜け落ちている気がするのです。

つまり、アドバイスにはなっていないと思います。

楽しんでこいと言った側はそこで終わりですが、受け取った側にしてみれば、どのように楽しんでくればいいのかを教えてほしい、示してほしい。私だったら、そんなことを考えてしまいます。

言い方が悪いかもしれませんが、「楽しんでこい」と言ったほうは、言葉を丸投げして、あとは自分で何とかしてね。と、言っているように聞こえてしまうのです。

では、なぜ楽しむことができないのか。

それは、結果を求めているなかで、楽しむことなんてできないと思ってしまうんです。

オリンピックなど、メダル争いをしているときなどは、お互いが真剣勝負で、楽しんでいるようには見えません。

もちろん、その真剣勝負こそが、楽しんでいることなんだという人もいると思いますが、それは直接、選手に聞いてみなければわからないことです。
 
 
 
 
私は、「楽しんでこい」と言われたら、結果にこだわりすぎるのをやめてみようと考えるようになりました。

そして、ここから先は、自分で突破口を見つけていかないといけない。「楽しんでこい」と言った側は、あとは「自分で何とかしなさい」と言っているんだと思うようにしています。

「楽しんでこい」という言葉。

気軽に使うことができるので、この言葉を言ったあとに、一つか二つ、具体的なアドバイスを加えてやると、楽しむというリラックスと、次に何をすればいいのかがわかるので、結果的に楽しめるようになるのではないでしょうか。

少なくとも、「楽しんでこい」という言葉を、丸投げで使わないように気をつけています。

あなたは、「楽しんでこい」という言葉を使うとき、気をつけていることはありますか。
 

■「今日の教訓」

 
楽しんでいこう。そう思っていても、これがなかなか難しい。楽しんでいくには、結果を求めすぎないこと。結果ばかりに、こだわり続けていると、楽しさが遠くに行っちゃうよ。
 
 
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