kazu(@kazkazstyle)です。
気合いを入れる。
効果がありそうに思えますが、そうではないこともあるんですよ。
■気合いや根性という、特別な力を使わないようにするために
「気合い」や「根性」という言葉を使うと、昭和の時代の話だという人もいるみたいですね。
私も、昭和生まれの人間なので、「気合い」や「根性」という言葉を聞きながら育った世代です。
何かうまくいかないことがあっても、気合いで乗り切れとか、もっと根性を出せとか。
学校の先生のなかで、そんな言葉を使う先生がいました。
気合いや、根性で問題が解決するなら、みんながやっているよ。気合いや根性ではダメなときもあるんだよ。と、よく思ったものです。
精神論で、物事を解決するやり方なんですね。
別に、精神論を否定するつもりはないんですけど、もっと他に方法はないかと考えることも大事だと思うのです。
何かを始めるときも、「よし、やるぞっ!」と気合いを入れ、途中でやめたくなったとしても、根性で乗り切ってやるという以外の方法ですね。
では、どうやるのかですけど、気合いや根性を使わずに始めればいいわけですから、私は「何となく始める」ということにしています。
これはこれで、物凄く曖昧ですが、気合いや根性という、何か特別な力を使わずにするためには、とりあえず始めてしまったほうが、力を入れすぎないで始めることができます。
とりあえず、5分間だけやってみよう。
こんな感じで、始めてしまうわけです。
5分経過したら、そこでやめてもいいし、もう少し続けられるなら、さらに続けてみる。
このやり方を繰り返していくと、気合いや根性という、エネルギーを使わずに、少しずつですが前に進めていくことができるようになってきます。
大事なのは、5分間だけということで始めても、5分以上できることがあることですね。
5分以上できるなら続けてもいいんです。
気合いや根性を使う前にやめてしまうところがポイントですね。
少しずつ短い時間を使うことで、気合いを入れる必要はなくなりますし、5分間だけなら、根性も要らないですよね。
5分でも長すぎるなら、1分でもいいわけです。
「小さな習慣」という本のなかに、気合いや根性を使わずに、やり始めるヒントが書かれています。
小さな習慣とは、毎日これだけはやると決めて必ず実行する、本当にちょっとしたポジティブな行動です。
「小さな習慣」p.1 はじめに より
つまり、毎日これだけはやると決めて必ず実行することができれば、気合いを入れる必要がなくなるのです。
そのためには、やることのハードルを極限まで小さくすること。
それでも、必ず実行することが難しいなら、何となくやり始めたほうが、力を入れすぎないですむので、長続きするようになってきますよ。
気合いや根性に頼らない仕組みを作っていきましょう。
気合いや、根性だけで乗り切ろうとすると疲れちゃいますから。
■「今日の教訓」
気合を入れて始めるよりも、何となくやり始めたほうが長続きする気がする。やり始めるときに、力を入れすぎないほうがいいのかもしれないよ。
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