kazu(@kazkazstyle)です。
質問がある人は、手を挙げて。
その時、あなたは手を挙げることができますか。
■相手の話を聞き、その内容を整理し、質問する形に言葉を変え、相手に伝わるように話せるか
手を挙げる場面が多いのは、学生の頃の方が多かったでしょうか。
今の学校は、どんなふうに授業をしているのか詳しいことが分からないので。
仕事なら、会議などで自分の意見を言う時、多数決をとる時など、手を挙げる場面が考えられますよね。
学校や仕事で手を挙げる場面の共通点は、
・複数の人間がいること
・発言する時や、全体の意思を確認する時
でしょうか。
手を挙げることで、意思表示を確認することができるってことですね。
そして、自分一人ではなく、複数の人間がいる。つまり、相手がいることなので、手を挙げることもコミュニケーションの一つといえると思います。
私が学生だった頃は、積極的に手を挙げている人と、そうではない人に分かれていました。
ちなみに私は、手を挙げない人間で、できることなら、先生から指されたくはないという気持ちが強かったです。
生徒が手を挙げれば、先生は手を挙げた生徒を指名します。
そして、生徒が答えていました。
いたって普通ですよね。当たり前のことです。
学生時代なら、これで良いのかもしれませんが、大人の場合は、そうはいかないと思うのです。
大人は、自分で責任をとる立場でもありますから、手を挙げずに知らん顔するというのも問題ですよね。
自分の意見や話すことがあっても、なくても、そのことを相手に伝えたっていいわけですから。
講演や会議などで、「何か質問はありませんか?」と言われたときに、あなただったらどうしますか。
この場合、手を挙げるか、それとも挙げないか。
二つのパターンが考えられますよね。
それから、いちばん最初に手を挙げるのか、それとも他の人が挙げてから、手を挙げるのか。
どうでもいいことかもしれませんが、やはり最初に手を挙げて質問した人は、特別だなと思うのです。
質問をするからには、相手の話を聞き、その内容を整理し、質問する形に言葉を変え、相手に伝わるように話す必要があります。
これってよく考えてみたら、めちゃくちゃ高度なことをやっているような気がします。
しかも、いちばん最初に手を挙げることは、その分だけ勇気も必要になるでしょう。
特に、周りが手を挙げず静まりかえっている場面なら、なおさらです。
それでも、いちばん最初に手を挙げる人は、自分が先頭に立って、行動を起こしていますから、最初に手を挙げた人にしか味わえない経験をしていると思うのです。
いちばん最初に手を挙げることで、その場の雰囲気も変わって、他の人も手を挙げることになるかもしれませんし、「何か質問はありませんか?」と言った相手に対しても尊敬の気持ちを伝えていることになります。
機会があったら、「何か質問はありませんか?」と言った人に聞いてみてください。
質問があるかと聞いたのに、周りにいる人間が黙り込んでいる状態を見て、どう思っているのかを。
きっと、あまりいい気持ちではないと思います。
もし、あなたが最初に手を挙げる人だったら、とてもすごいことをしているんですよ。
■「今日の教訓」
質問がある人は、手を挙げて。いちばん最初に手を挙げて質問する人は、本当にすごい人だったりする。自分が先頭に立って、行動起こしたから。まさに、最初に手を挙げた人にしか味わえない経験をしているんだ。
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