誰かに教えてもらうのが先か。それとも、自分で考えるのが先か

考える
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kazu(@kazkazstyle)です。

自分で考える時間は、どれぐらいあるか知っていますか。

自分で考えることって、自分にしかできませんよ。
 

■自分で考え、判断をするという貴重な時間を奪っていませんか

 
誰かが、問題を解くことができずに困っています。

そのとき、あなたはどうしますか?

まず、相手から、どんな問題が解けないかを聞いて、自分なら答えることができると思ったとき、その答えを相手に教えるでしょうか。

う~ん。これだけでは情報が少なすぎますね。

●相手が、子供なのか。それとも、大人で、自分よりも年下なのか、または年上なのか
●その答えが、緊急を要するようなものか、いま答えられなくてもよいものなのか
●自分では答えず、ネットで検索してみることにするか

など、教えるのは簡単であっても、状況によって差が出てくるでしょう。

誰かに教えてもらったほうが、問題が解決するのも早いし、その分だけ早く次に進むことができます。

しかし、誰かに教えてもらうということは、自分で考える時間を奪われていることにもなります。

自分で考え、判断をするという貴重な時間を失っていることに気づいているでしょうか。
 
 
 
 
まだ幼い子供なら、親や学校の先生から教えてもらう必要がありますが、大人の私たちはそれでいいのでしょうか。

たしかに、誰かに教えてもらうことで、問題が解決するわけですから、わからないことを人に聞くことも大事なことです。

一人で問題を抱えて、悩み続けるよりも、誰かに教えてもらうことで楽になることもできますが、悩み続けるというのも、自分で考えているといえるものなので、悩むことは悪いことではないと思います。

これは、子供に対しても言えることで、子供に何でもすぐに教えてしまうと、子供は知らなかったことを知り喜び、その姿を見て親も満足すると思いますが、子供が自分で考えるという時間を奪っています。

今は、わからないことがあったら、ネットで検索することが普通ですから、誰か教えてくれる人がいないとしても、自分は何も考えずに情報を手に入れることができてしまいます。
 
 
 
 
そこで、「誰かに教えてもらうのが先か。それとも、自分で考えるのが先か」になりますが、誰かに教えてもらう、ネットで検索して調べることは、あとからでも可能なものだと思うので、やはりまずは「自分で考えるのが先ではないか」と思うのです。

自分で考えるという行為は、自分との対話でもあります。そして、一人で考えている時間は、孤独の時間です。

自分の意見や、主張を整理し、言葉を選び、相手が理解できるように伝えることは、高度な技術も必要になります。

そのための、トレーニングに「自分で考える」ことが役に立つのではないでしょうか。

何もない、白紙の状態から考えることは、想像力を鍛えることにもなりますし、実現するために必要な資源を考えるには論理的な考えも必要になり、自分で考えたことを、他人に伝えるためには、言葉を書き出す、話すという、言語化も大事ですので、自分で考えることは重要なんですね。

もし、自分で考えずに、すぐに誰かに教えてもらったら

●想像力が鍛えられる
●論理的な考え方をする
●他人に伝え、理解してもらうために言語化する

この3つが、一瞬にして吹っ飛んでしまいますよ。
 

■「今日の教訓」

 
誰かに教えてもらうのが先か。それとも、自分で考えるのが先か。教えてもらったほうが障害も少なく先に進めるけど、自分で考える時間を奪われてしまう。何もない、白紙の状態から考えることも大事なんだよ。
 
 
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