仕組みを作ったあとの「行動を変えるための工夫」をしていますか

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kazu(@kazkazstyle)です。

新しい仕組みを作ろうとしているときとは、どんなときでしょうか。
 

■気持ちや意識で変えようとすれば、また同じ過ちを犯してしまう

 
新しい仕組みを作ろうとしているときは、今までの行動を変えていくときですよね。

やり方を変えるといってもいいですし、組織の形態が変わったり、人事が変わったりすると、仕事の仕組みそのものが変わることがあります。

新しい仕組みを作ろうと考えたとき、そこには理由があるはずです。

失敗や、ミスが続いていて、このままの状態ではいけないから、新しい仕組みを考えようと思ったり、既存のやり方でもいいが、今の時代の流れに沿った、新しい仕組みを考えようと思ったり。

つまり、現状を変えていこうという考え方は、共通なんです。

共通であることはわかっていても、新しいことを作っても、元の状態に戻ってしまうことはありませんか。
 
 
 
 
新しい仕組みを作ったから、それに合わせて行動しようと思っても、うまくいかないことがある。

なぜなんだろうと、その理由を考えてみたら

●新しい仕組みに慣れていない
●気がついたら、古い仕組みのほうをやっている
●新しい仕組みでやろうと思っているだけ

こんな感じでした。

この3つの共通点は、新しい仕組みに合わせて行動するという部分が欠けていて、頭のなかでは古い仕組みが残っていて、意識の力を使って行動しているように見えるんですね。

気持ちや意識の力を使っているから、古い仕組みでやってしまったり、思っているだけでやらなかったりしているのではないでしょうか。

新しい仕組みを作り、その仕組みに合わせて行動できるまでには、時間がかかることもあるので、気持ちや意識ではなく、実際に一つひとつ、行動を確認しながらやっていくのがいいと思います。

そうすることで、気持ちや意識を新しい仕組みに馴染ませてやるんですね。
 
 
 
 
これは、古い習慣から、新しい習慣にする過程と同じだと思います。

どうしても最初のうちは、気持ちや意識は、古い習慣にしたがって行動してしまうからです。

私の経験では、古い腕時計から、新しい腕時計に変えようとしたとき、新しい腕時計があるにもかかわらず、古い腕時計をして出かけてしまったことがありました。

おそらく、気持ちや意識のほうは、古い腕時計のままだったんだと思います。

そこで、古い腕時計が置いてある場所に、新しい腕時計を置き、腕時計を身につけるとき、新しい腕時計を身につけるかを確認することにしたら、数日もしないうちに、新しい腕時計を身につけることが当たり前になりました。

新しい仕組み作りとは、今までの行動を変えていくという意味ですが、気持ちや意識を変えるだけでは、また同じ過ちを犯してしまいます。

気持ちや意識ではなく、仕組みを作ったあとの「行動を変えるための工夫」も必要なんですよ。

行動を変えなければ、新しい仕組みで動くことができませんからね。
 

■「今日の教訓」

 
新しい仕組み作りとは、今までの行動を変えていくという意味だ。気持ちや意識で変えようとすれば、また同じ過ちを犯してしまうだろう。仕組みを作り、行動を変えていけば、過ちを減らすことができるようになってくるよ。
 
 
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